ロゼ・リュネール代官山店で開催中の「できやよいの小さな展覧会」は10月24日(火)17時までとなりました。
ロゼ・リュネール代官山店内event
「できやよい ちいさな展覧会」 yayoi deki small exhibition
10月18日(水)から24日(火)
12時から19時(最終日17時)
場所 ロゼ・リュネール代官山店 東京都渋谷区代官山町2-7-107
今日はロゼ・リュネールの企画デザイン担当の私、太田とできさんとの出会いと敬意をお話したいと思います。私とできさんの出会いは2001年にさかのぼります。神戸にアンティークジュエリーのショップ「デコパージュ」をオープンして間もないころでした。以前から同じ年のアーティストであるできやよいさんの色彩豊かな作品に惹かれていた私のところに、共通の友人から「彼女がイタリアに行く旅費のために絵を買いませんか?」という話がやってきました。その少し前に、クラブイベントで、モデルさんの体にライブでペイントするパフォーマンスを見てすっかりファンになっていて、6枚の作品原画に魅了されすぐに購入。その後、できさんはイタリアへ旅立ちました。
それから10年経った2011年、日本帰国したできさんの小さな展覧会をデコパージュで開催することになりました。当時、「DZA DZA(ザザ)」というアーティストと作るコラボレーションを企画しており、彼女とともにハンドペイントやアクリルのアクセサリーを製作販売していました。
DZA DZAのプロジェクトは2年ほどで終了しましたが、お店の周年や個人的な節目のたびにできさんに作品をオーダーして自宅の部屋には1つずつ増えていきました。美しい色彩とグラデーションで描かれたできさんの作品は色々な景色を見せてくれます。
2012年ごろにできさんに描いてもらったショップカードや名刺たち。
結婚記念に描いてもらったアクリル画。
チャペルから宇宙船で宇宙に飛んで行ってる楽しい絵で、結婚式の招待状に使いました。
今でも自宅に飾っています。
2012年に購入した美しいグラデーションのマルチカラーのお花の絵。自宅に飾っていますが、少し気持ちが落ち込んだときも、下の方の濃い青は気持ちによりそってくれて、明るい色へのグラデーションは前向きな気持ちにしてくれます。コロナ禍にはなんど励まされたか、、、
そんな思い入れのある絵をロゼのコラボレーション商品としてコットンバンダナにしました。
50cm四方のコットンバンダナで、首に巻いたり、ヘアアクセサリーやバッグアクセサリーにすることもできます。もちろん、大判のハンカチとしても使えます。日本製のコットンなので肌感触もよいアイテムとなりました。お値段も税込3850円なので、ギフトにも好評です。
折り方で色々な部分が見えるので、様々な表情を見せてくれます。
黒にビビッドなお花や小さなモチーフが浮かんでいて、楽しいデザインです。
今回の展覧会の描き下ろしの新作。
夏の終わりに遊びにいった山梨の湖にインスピレーションを得て描いたそうです。
できやよい(アーティスト)
YAYOI DEKI(JAPAN)
できやよいは1999年の水戸芸術館での「日本ゼロ年」展、2000年にはヴェネチア建築ビエンナーレ、作品集出版(リトルモア)、JUDY AND MARYや小泉今日子のアルバムジャケットデザインなど活躍してきました。その後、イタリアと日本を行き来し、現在、広島在住で作家活動を続けています。
1977年 大阪生まれ
1998年 第六回アートバナート優勝賞受賞
1999年「日本ゼロ年」展(水戸芸術館 水戸)
2000年 作品集「ちょうちょう」(リトルモア)出版
ヴェネチア建築ビエンナーレ出展
2003年 個展「にっぽんの、ななかむら」(キリンプラザ 大阪)
2007年 六本木クロッシング2007展(森美術館 東京)
2010年 個展「パイナップル」(東京 山本現代)
2017年 個展「Flags」(東京 山本現代)
コレクション
金沢21世紀美術館(石川)
高松市美術館(香川)
森美術館(東京)
高橋龍太郎コレクション
このアルバムジャケットで、できさんを知った方も多いそうです。2001年のJUDY AND MARYのアルバム WARP
2022年の新宿NEWoManのウィンドウでのできやよいさんの大きな作品とハンモックの展示。見に行って存在感に感動しました。まだコロナ禍だったので、絵を見ることでバカンスに行っているようでした。
できやよいさんの原画の展示は10月24日までとなっていますが、コラボレーションのスカーフとバンダナは数量限定ですが、ロゼ・リュネール代官山でこらからも販売いたします。ウェブショップも準備中です。
できやよい シルクスカーフ 52cm 52cm
¥19800(税込)