ロゼ・リュネールのサフィレット ジュエリーたち

サフィレット
この記事は約3分で読めます。

前回のブログ更新から1年近く経ってしまいました。

この秋からロゼのコラボレーション企画が続いているので、
ブログで詳しいお話を紹介していきたいと思います。

9月15日(金)からロゼ代官山店で始まった企画展「サフィレット レヴェイユ」は、ダメージのあるアンティークのサフィレットが甲府のシミズ貴石さんと深澤陽一さんによってリカットされ新しい形に生まれ変わったロゼのオリジナルジュエリーたちです。甲州貴石切子、サクラインカットとダンデライオンカットのサフィレットの個数限定のジュエリーの展示販売を代官山で開催します。

サフィレット レヴェイユ Saphiret réveil ウェブカタログはこちら。
9月15日(金)から18日(月)と22日(金)から25日(月)
時間 12時から19時
場所 ロゼリュネール代官山店 
150-0003東京都渋谷区代官山町2-7-107
(太田在店15.16.17.18.22、新井在店23-25)

割れてしまったサフィレット の再生の物語の前に、
フランスの倉庫で発見された未使用のサフィレット のルースたちとの出会いのお話を
ウェブサイトのcollectionのページに紹介しています。

ある日、「古いサフィレット のルースが見つかりましたがジュエリーにしませんか?」と
アンティークやビンテージの素材がたくさん眠っているパリの倉庫から連絡がきました。
送られてきた写真は1930年代ごろの箱から出てきた裏にフォイルが貼られていなくても、
美しい水色やピンクのサフィレット のルース達。

すぐに日本に送ってもらい、手にしたときには美しい色と透明感に驚きました。
ルースで見たときには薄い色かもしれないから戦後のサフィリーンかとも思ったのですが、
入ったいた箱の古さや金属枠にセッティングしたときの色の濃さを見て、
戦前のサフィレットだと感じました。

当時はコスチュームジュエリーの素材だったので、メタルにセッティングされているものが
多く、指輪はあまり残っていません。年代を経て生き残った美しく貴重なサフィレット を
宝石と同じようにシルバーや18金、ダイヤモンドを合わせてリングやジュエリーにしました。

サフィレット :1930年代ごろまでチェコで作られていた幻の変色ガラスとも言われるサフィレット 。
光のあたる角度で、淡いブルー、グリーン、ピンクなどに変色します。製造していたチェコの一族が途絶え、製造方法がわからなくなり、1930年代ごろで作られて無くなってしまったコレクターズアイテムです。

サフィリーン(ビンテージサフィレット ):サフィリーンは戦後ドイツで作られた変色性のガラスですが、作り方が違うので色味がうすい感じになります。

アンドロメダの涙 シルバー925 サフィレット

ロゼ・リュネール 18金 サフィレット ダイヤモンド オーロラ 

タイトルとURLをコピーしました