PAGE TOP

Concept

Rosée Lunaire

Rosée Lunaire(ロゼ・リュネール)はフランス語で「月の露」という意味のジュエリーブランドです。月がなければ地球の生命は誕生しなかったそうです。

海の真珠、大地のローズカットダイヤモンド、時代を経たアンティークやビンテージ素材を元に、夜だからこそ輝く月星のようなジュエリーを作っています。

- Pearl

「月の明るい夜に貝が水面近くまで上がって来て、貝殻を少し開けているところに露が貝の体内に落ちて真珠になる」(古代ローマの博物者プリニウスの著作より)

古代から11世紀まで、真珠は月の露から作られていると信じられていました。お天気によって真珠の色が決まると考えられていたそうです。

ロゼ・リュネールのジュエリーは真珠の街、神戸で生み出されています。日本や世界中の自然とともに育まれる真珠たちの多くは港町神戸に集まり、そして旅立っていきます。アコヤ真珠、シロチョウ真珠、黒蝶真珠、形や色が個性的なケシパール(ケシ養殖真珠)から、心にひびいた1つ1つの真珠を選んでジュエリーにしています。

真珠のことや、その文化をもっと多くの人に知っていただくために「はじめての真珠講座」も定期定期に開催しています。

- Rosecut Diamond

16世紀ヨーロッパで発明された研磨技術、ローズカット。

蝋燭の光の下で繊細に輝くように、薔薇のつぼみのような三角のファセットカットがほどこされています。

カット面を光が滑るように反射して、チラチラと繊細に輝き、時に虹色のファイヤを見せるローズカットダイヤモンドを中心に、日本の職人さんが1つ1つ手作りしています。

- Antique & Vintage

デザイナー太田は、神戸のアンティークジュエリーショップ「デコパージュ」で20年以上バイヤーとして、ヨーロッパや北欧から選りすぐりのジュエリーを紹介してきました。

ロゼ・リュネールでは、長い間眠っていたアンティークやビンテージの素材をジュエリーにすることで新たな命をふきこみます。

また、欠けてしまったり、ダメージのある素材に、熟練の職人が装飾をほどこすことで再生させ、後世に残す試みもしています。

ロゼ・リュネール代官山店では、デコパージュのアンティークジュエリー、ビンテージジュエリーのフェアも定期的に開催します。

- Poem

私の宇宙は月と鏡と雲 北園克衛

戦前から戦後にかけて活躍したモダニスト詩人、北園克衛さんの詩の世界は、モダンで繊細な視覚的世界が浮かびます。

そのモダンで幻想的な世界には、月やガラス、貝殻や真珠という言葉もよく登場します。

ロゼ・リュネールの作品作りのインスピレーションになっていて、ルックブックやショップカードに引用させいただいています。

親族の方に引用許可をいただき感謝しています。


-北園克衛-きたぞのかつえ(1902年 - 1978年)

三重県出身の詩人、写真家、デザイナー。

日本で初めてのシュルレアリズム宣言を配布。

バウハウスの造形理念を視覚的に享受。

- Collage

2020年ロゼ・リュネールを始めるときに、「月の露」をイメージして、アーティスト山下陽子さんに作品を作っていただきました。


Collage: Yoko yamashita

兵庫県生まれ。山本六三氏に師事し、銅版画を学ぶ。近年は自身のコラージュ作品を写真製版した版画(コラージュ・フォトプレート・グラヴュール)の制作に取り組み、 版画・コラージュ・オブジェの混合作品等、手法の境界を超えた独自の創作を展開する。

- Shop Card

山下陽子さんのコラージュ作品を、装丁家の佐野裕哉さんにショップカードにデザインしていただきました。


design : yuya sano

- Lookbook

パリで長年活躍してきたカメラマン、水島優さんにルックブック写真を撮影していただきました。現在、水島さんは新潟でプロジェクト「ISEIZI(伊勢治)」を企画しています。

- Shop Interior

「月の露」をコンセプトに、インテリアデザイナー渡部由紀子さんに内装をデザインしていただきました。


Yukiko Watanabe

ホテル、レストランを主に手がけるインテリアデザイナー。
一級建築士、インテリアプランナーの資格をもちながら、企画コンセプトから関わり、アート・音楽・グラフィックデザインなどストーリーをもってディレクションしています。