パリ万博(デコパージュスタッフ武田記事)

STAFF
この記事は約3分で読めます。

大阪はいま、EXPO2025(大阪・関西万博〜2025.10.13)で盛り上がっています。先日私もようやく参加してきました。
 パビリオン予約、入場予約の有無、混雑具合、様々な情報の入手、連絡そして撮影などもすべてスマホの時代、多くの方々がスマホと溢れる情報と格闘しながらまわられていました。
 日本での万博開催は1970年大阪万博、2005年の愛・地球博に続き3回目だそうです。

 神戸デコパージュでは、およそ100年前のアンティークジュエリーも取り扱っています。当時の資料などにはよくパリ万博が登場します。
 今回はパリ万博についてです。

■パリ万博とは(万国博覧会、特に19世紀後半から20世紀初頭にかけてのもの)

世界中の技術、文化、芸術、デザインが集結する一大イベント。そこで多くのブランドやデザインが世界的に知られるようになった。
 パリのエッフェル塔は当時世界で最も高い建造物として、1889年パリ万博(フランス革命100周年記念)のシンボルとして建設された。
 ルイ・ヴィトンやカルティエなどの高級ブランドが革新性を示し、世界的に名声を得た。また、アール・ヌーヴォーやアール・デコといった芸術様式が広まり、近代デザインの礎となる。日本の美術品も欧州に影響を与え、ジャポニスム流行の契機となった。

(参考文献: 吉見俊哉「博覧会の政治学」中央公論新社、1997年)

他の国でも万博は開催されていますが、
・19〜20世紀のパリは、世界の芸術・ファッション・思想の中心地であつたこと
・パリ万博は一時的ではなく複数回にわたり開催されたこと(公式な登録博が1855-1937まで計6回)
・芸術性の高さ(単なる技術展示ではないところ)

などからその影響力はかなり大きかったようです。

 当時スマホも携帯もテレビもない時代に、世界的に多大な影響を及ぼした経緯は本当にすごいと思います。
 新聞や雑誌、ポスターや郵便と直接の口コミでの情報伝達でも大きな影響を生み出せると思うと、いまは本当に情報が多すぎるのかもしれませんね。

 今回のスケッチは大阪関西万博公式キャラクター”ミャクミャク”がエッフェル塔を見上げている風景です。
 大阪・関西万博閉幕まであと数カ月、参加される方は是非お楽しみください。

■Event
.
□2025.8.15-17
神戸デコパージュ
店舗イベント”北欧買付新入荷フェア
STORY FROM NORDIC”
.
□2025.8.20-26
“フランス展2025”
・NicolasCodron
・デコパージュ
・ロゼ・リュネール
名古屋タカシマヤ10階
.

□2025.8.27-9.1
“素晴らしき時代マーケット”
阪急うめだ本店9階
デコパージュ

□2025.9.12-15
RoséeLunaire
店内イベント”アンティークandビンテージジュエリーフェア”

■Online Shop
https://www.deco-dew.com/

店舗・イベント詳細はインスタグラムまたはホームページをご確認下さいませ。

◆インスタグラム
・神戸デコパージュ @decoupage_kobe
https://www.instagram.com/decoupage_kobe
・ロゼ・リュネール @roseelunaire
https://www.instagram.com/roseelunaire

◆ホームページ
・神戸デコパージュ
https://antique-decoupage.com/
・ロゼ・リュネール
https://rosee-lunaire.com/

タイトルとURLをコピーしました