クラダリング、アイルランド発祥の伝統(デコパージュスタッフ武田記事)

STAFF
この記事は約3分で読めます。

先日の阪急うめだ本店英国展、多くのお客様にお越し頂いて誠にありがとうございました。
 後半のみの出展でしたが、たくさんのイギリスのものに触れられイギリスへ行ったことのない自分にとってとても新鮮で刺激的でした。

RoséeLunaireにて限定発売のサフィレットレヴェイユ クラダリングをご覧になられる方も多く、
英国展の影響も受けて今回はクラダリングについてです。

■クラダリング
クラダリングはアイルランドのゴールウェイ地方で17世紀に誕生した伝統的な指輪で、「手=友情」「心=愛」「冠=忠誠」を象徴するデザインが特徴です。着け方によって意味が異なり、右手に冠を外向きにすると独身、内向きにすると恋人がいることを示し、左手の薬指で内向きに着けると結婚を意味します。友情や愛情、誠実さを大切にするアイルランド文化を象徴するアクセサリーとして、今日では世界中で人気を集めています。

(参考文献:
マラキー・マッコート『The Claddagh Ring – Ireland’s Cherished Symbol of Friendship, Loyalty and Love』(Running Press, 2002年))

クラダリングの発祥には色んな諸説があるようで、そのうちのクラダ村の男性が恋人を思い続けて作った説はなんともロマンチックです。
 その歴史も古く、1700年代から普及しその後1900年代にスウェーデン女王が装着しぐんと知名度があがったという話もあります。

ゴールドやシルバー、宝石入りなどその種類は様々ですが、その形から一目でクラダとわかります。
 向きによってステータスが表せたり、そのスローガン”Let Love and Friendship Reign (愛と友情に支配させよ)」”を知ると、愛着を持って長く使用したくなりますね。

RoséeLunaireで扱うクラダリングは、ダメージのあるアンティークサフィレットを、甲府のシミズ貴石・清水幸雄さんと深澤陽一さんに「甲州貴石切子」でリカットしていただいた特別なリング。

日本の工芸文化と、アイルランドの伝統、そしてフランスで見つかったアンティークサフィレットという、3つの文化と歴史が融合した特別なジュエリーです。

気になる方はお気軽にお店にお問い合わせくだませ。
※限定品の為、完売の際はご了承くださいませ。

この後、年内も色んな催事出展が決まりました。
 是非どこかでお会いできますことを楽しみにしております。

■Event
.
.
□2025.10.24-27
イギリスドイツ買付新入荷アンティークジュエリーフェア
“Moonage wonderland”
at RoséeLunaire店舗
.

□2025.10.30-11.3
“北欧展”
at 横浜タカシマヤ
.
□2025.11.18-24
“世界を旅するクラフト&ヴィンテージ”
at ジェイアール京都伊勢丹 5階 婦人服/SPOT
.
□2025.11.26-12.1
“北欧マーケット2025”
神戸阪急本館9階催事場
.
2025.12.5-11
“北欧展”
名古屋タカシマヤ10階
※前期後期のうち、前半のみの出店
 

■Online Shop
https://www.deco-dew.com/

店舗・イベント詳細はインスタグラムまたはホームページをご確認下さいませ。

◆インスタグラム
・神戸デコパージュ @decoupage_kobe
https://www.instagram.com/decoupage_kobe
・ロゼ・リュネール @roseelunaire
https://www.instagram.com/roseelunaire

◆ホームページ
・神戸デコパージュ
https://antique-decoupage.com/
・ロゼ・リュネール
https://rosee-lunaire.com/

タイトルとURLをコピーしました